2015年10月18日

習近平が重用するお友達2015年度版・後編

 後編と言いながら、前回からかなり間隔があいてしまいました。具体的に誰がお気に入りなのかを。

 私が把握しているだけでも50人近くいるので、最近凝ってるリスト化をしてみました。200人いるという話もあるのですが、それだと彼らだけで中央委員が構成できる数ですね。

2015101801.png
※当たるも八卦

 生年月順に並べています。年齢は第19回党大会を2017年11月と仮定した場合の、その時点での年齢です。

 習さんの腹心である根拠は以下の2点となります。

(1)公式の経歴で習さんの福建、浙江時代と重なっている
(2)香港メディアに書いてた
 
 (1)はバカにしたものではなくて、例えば許其亮など経歴を一見しただけでは接点などなさそうなのですが、空軍第8軍の駐屯地を調べてみると福建省だったりします。

 (2)は(1)の公式情報の補強になります。例えば、「黄興国の昔の部下に陳敏爾がいた」、「神舟十号の打ち上げ式に鐘紹軍が出席したが、大佐の階級章を付けた軍服を身にまとっていた」などという情報まではとても手が回りません。決して丸写しではないんですよ。

 こうして一覧にしてみると、中国共産党のベスト200である中央委員(正省部級)、ベスト400である候補委員(副省部級)が少ないことが分かります。中央委員、候補委員が選出された第18回党大会以降に彼らが抜擢されたからです。

 肩書は副部長(副大臣)止まりでも、実権を握らせて実質正部長というケースもあり、政治局委員、中央委員といった従来のクラス分けが、現段階では意味を持っていないことを物語っています。

 失脚した中央委員の補選が四中全会で行われましたが、五中全会までにさらに6人が失脚しており、同じ自治区ではないものの、省長である李強を差し置いて常務副省長が中央委員に昇格するねじれ現象が起きるかもしれません。

 候補委員は得票率順に序列があり、補選はこの序列に従って行われるので、省長だから先に昇格するわけではありません。2年後の秋に開催が予定される第19回党大会で、中央委員なり政治局委員なりに昇格するんでしょうけどね。

 「閥」はどの時代に知り合ったかを指します。福建なら1985年から2002年までの福建時代、浙江なら2007年3月に上海へ転出するまでの期間です。在任期間では浙江時代は福建時代に比べれば圧倒的に短いものの、抜擢数は段違いです。

 投票率最下位で中央候補委員当選から5年が経過し、省委書記とある程度のポジションに就いた時期であり、在任後期は総書記候補と漏れ伝わっていたでしょう。

 我も我もとにじり寄ってくる中で選ばれた、「愛い奴」が相当含まれているのではないかと考えられます。能力はお察しかもしれません。



 現在何をやっているかわからないのにリストに含めている人もいますが、蔡奇みたいに突然公開の場に現れることもありますので、辛抱強くお待ちください。

 なお、某D紙で陳文清を中央紀律検査観察学院院長として推してしまいましたが、実際には別の人間と院長を交代していました。陳自体は依然として期待のホープなのですが、ここで訂正しておきます。
posted by aquarelliste at 21:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 消息 | 更新情報をチェックする
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